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平成10年度上級シスアド合格記
上級シスアド合格記
平成11年夏に上級シスアド関西研修会に参加して、論文の事例研究で少しだけ話してきました。
実家に帰省中にスタッフの打ち合わせにたまたま参加したときに、そのお話をいただいたものの、気楽にちょっと話しをすればいいだけだと思いきや、自分の前の人たちのちゃんとした話しに心の中で「ぎゃーーー」と冷や汗を垂らしながら自分の番を待った私でありました(爆)

あまりに1人だけレベルの違いを感じたものの、こういう研究会で発表される事例の中ではちょっと毛色が変わっているような気もしたので、どんなことを書いたのかをすこしだけ書き留めておこうと思います。なお、ずいぶん日もたっているので記憶もずいぶい曖昧です。

受験当日の様子
四人目の子供を妊娠中で高年齢での妊娠で体調は不調。前日は台風が来ているという状態だったので「今回は敵前逃亡しても仕方がない」と思いながら当日を迎える。今回は午前の足切り突破が目標なので準備論文もつくらず・・・。で、台風の影響もないようすなので散々悩んだ結果出かけることに。

当日の午前で帰ろうかな・・・。
午前が終わった段階であまりできたとも思わず、帰ろうかどうしようかずいぶん悩む。でも、せっかくきたのだから午後も受験して帰ることに。でも午後Iはできたような気がしない。再び「帰ろうかな・・・」

午後の論文
どの問題で書いたのかは忘れてる(^^;;;
内容はどのようなことを書いたかというと「学校における成績処理システム」について。情報処理の試験の頃は私は先生をしていなくて、すでに専業主婦でした。が、先生としてそれも非常勤でなはく常勤の教員として書きました。つまり嘘をついてきました(^^;
しかし、架空のシステムについて書いたのではなく、実在するシステムについて書いてます。そのシステムは非常勤講師として行っていた学校のシステムです。
その場で多少繕って論文にしやすく加工して、ひょとしたら将来にしなくてはいけない状況を一定の成果として書いたのかもしれない(実は忘れている)。でも、基本はこれからどうしたいかということを書いたような・・・。成果があまりなくてこれからどうしたいかが多かったように思う。

前提となる状況
そのシステムは入試データから成績をつくものでBASICで作られてた。
作った人はもうすでに転勤していなくなっていたので保守上の問題を抱えてた。
また、他教員間でのデータの整理などに利用も可能なのに成績処理以外には生徒名簿のデータも再利用などもはかられていないといった状態。
教員が使用しているパソコンなどの機種もバラバラ。osもさまざま。一部にはワープロを使用している人も。利用者間にパソコンのレベルもかなりの違いがある。

どのように変えたいか
アクセスなどのアプリケーションを利用して、新しく作り替える。それによって使える部分(名簿など)についてはエクセルやワードなどへの利用を図る。
保守もしやすいものへ変更していく。
同時にネットワークを組んで共通のデータの利用への仕組みを作っていく。
みんなで使えるような仕組みを作っていく。使えない人には研修会などを開いてフォローしていく体制をつくる。

論文の量
全体で3000文字前後。時間も残っていたが、一応提出できるものができたので満足して帰る。

合格の要因
自己採点で午前が7割どころか6割強しかとれていなかったので、てっきり落ちているものと思っていた。ニフティで合格者の番号に自分の番号があったときにはすごーくびっくり。意外な気が。事前準備論文もつくらなかったのに合格できたのは、ニフティの会議室などでその学校の問題点などを書いて頭の中でまとまったものがあったからかもしれない。また、きれいにまとまった論文が多い中、ドタバタした状況が目に浮かぶ私の論文は目新しかったのかもしれない(爆)