このページは97年にビジコン2級を受験する際に作ったページです。
模擬問題などはもう古くなってますのであまりしても意味がないかもしれないです(^^;
ビジネスコンピューティング筆記対策ノート
ビジネスコンピューティング気になる用語集
このノートは第1回・2回の知識の問題を見て、比較的馴染みがない分野の用語を集めたものです。
97年の第3回の問題ではあまり出題されませんでした。
ABC分析
ABC分析とは在庫管理の方法の一つ。商品をAランク、Bランク、Cランクに分け、Aランクを重点的に管理する。売上高の高いものの順に並べてその売上高の累計をとり、それが全体の75%前後の商品をAランクとして重点管理をする。
商品名 | 売上高 | 売上の累計 | 売上に占める比率 |
あ商品 | 100 | 100 | 50% |
い商品 | 50 | 150 あといの合計 |
75% |
う商品 | 30 | 180 あ、い、うの合計 |
90% |
え商品 | 20 | 200 | 100% |
合計 | 200 |
この場合は「あ商品」と「い商品」を重点管理する。 この分析にはパレート図を使う。売上は棒グラフ、売上の累計は折れ線で示す。
KJ法
問題解決を考える際に情報をカードに記入していく。それをグループ化して、その関係を明らかにしていくモデル化手法。
グループ
|
↓
グループ
|
POS
レジでバーコード読み取りなどを使い、商品の情報をコンピュータで処理する
EOS
受発注業務を自動化したもの。
SIS
経営戦略情報システム
CAM
コンピュータ支援生産
CALS
開発から流通まですべて電子データで共有、管理する
DSS
意思決定支援システム
EDI
電子データ交換
CIM
コンピュータを活用した統合生産システム
ワークフロー
業務の流れ
データフローダイヤグラム(DFD)
データの流れをモデル化する。
デシジョンテーブル
条件とその行動を表にしたもの。Yは条件に該当するということ。Nは条件に該当しないことを表す。
×がその行動となる。
中間赤点 | Y | Y | N |
期末赤点 | Y | Y | Y |
補習出席 | Y | N | Y |
進級 | × | ||
進級不可 | × | × |
特性要因図
その特性と要因を図にしたもの。魚の骨に似ているところから魚骨図ともいう。
散布図 二つの間に関連があるかどうかをみるためにつかわれる。
ヒストグラム
度数分布を棒グラフにしたもの。柱状図ともいう。
チェックシート
点検などをする場合にあらかじめその項目が記入されていて、結果が記入しやすくなっている表。
管理図
品質管理の際に管理限界内にあるかどうかを見るために使われる。
ガントチャート
日程計画をたてるために使われる。
ポートフォリオ図
商品の販売の分析に使う。右上は構成比率が高く、成長率も高い。
ファンチャート
成長率をみる。ある時期を100としてその伸び具合をみる
Zチャート
売上高、売上高の累計、移動合計の三つの線からなるグラフ
流動比率
(流動資産/流動負債)×100 短期の支払い能力を示す。高いほど安全性が高い
当座比率☆
(当座資産/流動負債)×100 流動比率よりさらに短い期間の支払い能力を示す。高いほど安全性が高い
固定比率
(固定資産/自己資本)×100 固定資産が自己資本でまかなわれているほど安全で、支払い能力も高いということなので低いほどよい。
負債比率
(負債/自己資本)×100
自己資本比率☆
(自己資産/総資本)×100 比率が高いほど、安全性が高いことを示す
自己資本利益率☆
(純利益/自己資本)×100 高いほどよい
商品回転率
(売上高/平均商品棚卸高)×100 販売効率をみる。高いほど効率がよい
売上純利益率
(純利益/売上高)×100 売上高に対して純利益がどれくらいあるかを示す。比率が高いほどよい。
労働生産性
労働者一人あたりの生産量または生産額のこと
労働分配率
国や企業の所得ないしは付加価値のうち、労働者が受け取る分の割合を示したもの
SOHO
small office/home office 小さな事務所や自宅を使ったオフィスのこと。ネットワークを使うことで在宅勤務も可能に
アウトソーシング
外注にだすこと。コンピュータの開発を外部の業者に委託する
デファクトスタンダード
公的な標準になってはいないが、メーカー間での事実上の標準となっているもの
損益分岐点
売上高と費用が一致する点。固定費は売上高に関係なく発生する費用。変動費は売上にともない増減して発生する費用
損益分岐点を超えると利益が生じる